空色のスクエア。 1~4巻 感想
1巻あらすじ
「幼なじみ」ってもどかしすぎるっ! アイドルの文香と記憶喪失の深雪…二人の濃い(?)幼なじみの狭間で揺れる修一の恋心の行方は――!? 海沿いの小さな街を舞台に描かれる、透き通るほどに繊細な青春
2巻あらすじ
幼なじみの恋愛はカンタンじゃない――。思い出を失くした幼なじみの深雪を傍で静かに支える修一。そんなある日、東京でアイドルとして活躍するもう一人の幼なじみ文香が街に戻ってきて、修一にキスを!? やきもちが胸を焦がす、切なさともどかしさの溢れる第2巻!!
3巻あらすじ
夏休みを利用して泊りがけで海辺の別荘にやってきた修一たち。ギクシャクする文香と深雪の仲を取り持とうと、修一とゆりあは奮闘するけど…? そして東京へ帰ってくることを迫られた文香の決断と、二年前までの記憶を失った深雪の行く末は!? やきもきが止まらない第3巻!
4巻あらすじ
失っていた2年前までの記憶を取り戻すと同時に、この2年間の記憶を失ってしまった深雪。修一と文香は複雑な心境の中、深雪と接するが――? それぞれの恋心がはじける切な系ピュアストーリー、堂々第4巻!
以上引用
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漫画です。
空色スクエア。の感想です。
今回は一気に最終巻まで読みましたので総評のみで。
(元々このブログはラノベの続きを忘れないための記事作成が目的なので最終巻まで読んだのは総評のみで許してね☆)
※例外を除く
空色スクエア。はアイドルである文香が戻ってくるとこから始まります。
主人公修一と一個下の深雪の幼馴染でもある。
しかし、深雪は二年前に事故が起きその際にその事故が起きた当初の記憶が無くなる。
つまり文香はおろか、修一のことすら憶えていない。
そこから二年後に文香が引っ越してくるが当然憶えていない。
深雪に会い幼いころの様に接するが深雪は憶えていないため戸惑う。
しかし、文香は悪い意味でしつこく構い深雪を怒らせる。
その怒らせた原因に嫉妬ていうのもあるんだけどね。
文香は深雪と仲直りするためにしつこく追いかけまわす。
それが良かったのか仲直りでないけれど前進する。
それも束の間、夏祭りでの修一、文香がキスするのを深雪が目撃する。
修一は目撃されているのを知らないため深雪に昨日はあれからはぐれた(つまりキスしていない)と嘘をつく。
深雪はそれを聞き嘘つきと思う。
それからすぐにユリが転入してくる。
文香の芸能活動の後輩で深雪が祭りの日に怪我を手当てした子。
初対面だけど修一を嫌っている。
…ここまで割と丁寧に書いといてあれだけど。
めんどくさくなってきたからほんといつも通りの総評で。
元もないけどいつか書き直すかもなぁ。
<総評>
うん、エロゲーシナリオって感じがする。
もどかしいけどこの痛さも嬉しさも全部がぜーんぶが青春☆って感じ
なんならみんなで☆を模った手の画像載せるくらいには。
最初は割と鬱気味。
深雪に記憶は無くしかし、修一にはある。その溝は2年じゃ埋まらない。
そして、何よりも俺がこの作者と同調――シンクロしたのは
「記憶を失ってしまった人間は前の人間と同じと言えるのだろうか?」
すごい分かる。
命あっての人だと人格あっての人だと思うよ。確かに。
でも、記憶もそうだろ?
記憶が無きゃそいつじゃない。という言い分も理解できるし分かる。
けど、詰まるとこ俺はやっぱり命があるから生きてるのではなく記憶が生まれるから人は生きて生きられるのだと思う。
それが苦しくて辛いものでもね。
そんな悩みを深雪は持ってます。
そして、文香も長年修一に片思いしている。だから、アイドルをやめて故郷に戻ってきた。
文香は小学生の頃に修一にラブレターを書いたけどその返事をもらわずに引っ越し。
むしろ、自分の名すら書いてないから修一は文香が書いたのすら知らない。
そんな三角形が序盤は息苦しく感じます。
でも、最後は決断を迫られ。いや、修一自ら道を選び進みます。
またそれは文香も、深雪も変わりませんが。
対してネタバレしてないなw
まぁ、最後は誰かを選ぶ展開なんだけど俺はそっちかぁ~ってなった。
まぁ選ぶなら1巻からそっちだろ思ってたけどさ。
すごい余談だけどこの作者これがオリ作デビュー?なのかな。
そして、これ書いた人他名義でハナヤマタとか色々なアンソロ書いてるから結構すごい人かな。
最後に一文。
「私達はいつでも繋がっているから」